休学

大学を休学する6つのメリット【2年連続の休学経験者が語る】

こんにちは、キムラタクヤです。

この記事を読んでいる人の中には「大学を休学したいけど、周りの目が気になってイマイチ踏み切れない。そもそも休学には、どんなメリットがあるんだろう?」と考える人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、休学をするメリットや心構えについて話していきます。

僕は現在大学生なのですが、通っている大学を2年間連続して休学をして、さまざまな経験をしてきました。

そのため、休学に対する知識や経験は、一般的な人よりも多いのではないかと思います。

そんな休学経験者の僕が書いた記事を読むことにより、大学生の休学に対する理解を深め、休学をするか否かの判断材料になれば幸いです

大学生が休学をする割合

少し古いデータですが、2014年の文部科学省の発表によると、2014年3月時点で休学している大学生・高専生の割合は「全体の2.3%」だそうです。

数にすると、67,654人。

これを多いとみるか少ないとみるかは人によると思いますが、個人的には「え、そんなにたくさんいるんだ!」という感想を抱きました。

しかし、大学を休学する人が少数派であるのは間違いないので、世間からみたら良いイメージを持たれないことも多いと思います。

そんなイメージを少しでも払拭するためにも、まずは大学を休学するメリットについて話していきます。

大学を休学するメリット・デメリット

大学を休学するメリットは、以下の6つです。

・挑戦したいことに時間を割ける

・コミュニティが広がる

・社会のレールから外れることに恐怖を感じなくなる

・自立心が高まる

・基本的に、失敗しても許される

・周りと比べなくなる

一つずつみていきます。

挑戦したいことに時間を割ける

大学に通いながらだと、学業やアルバイトとの両立で、なかなかまとまった時間を捻出できないと思います。

しかし一度休学してしまえば、大学に通っていた分の時間を、自分の関心があることに使えるようになります。

僕の場合それは、オーストラリアでのワーホリでした。

ワーホリでの体験については、また詳しく書くつもりなのでサラッと流しますが、当時の僕にとって「オーストラリアで生活をすること」が一つの夢だったんです。

その夢を早いうちに叶えるために、大学を休学するという選択をしました。

自分がやりたいことが決まっていて、それに時間を割ける覚悟がある人は、休学をすると良いでしょう。

コミュニティが広がる

休学してみて初めてわかったのですが、世の中の休学者は、いい意味で個性的な人が多いです。

そんな彼らと大学生のうちから交流を持つことにより、今後の人生の視野が広がる経験を何度もしました。

もちろん休学している大学生だけではなく、大学に普通に通っていたら関わらないような、パワーのある社会人に合う機会も増えました。

そんな人たちに自分の思いをぶつけたり、人生に対するアドバイスをもらったりしていく中で、自分の軸が固まっていった気がします。

僕が好きな、経営コンサルタントの大前研一さんの言葉に、

『人間が変わる方法は3つしかない。

1番目は時間配分を考える。
2番目は住む場所を変える。
3番目は付き合う人を変える。

この3つの要素でしか人間は変わらない。

もっとも無意味なのは
「決意を新たにする」ことだ』

引用:『大前研一洞察力の原点』

というものがあります。

この言葉のように、大学生は休学をすることによって、自分自身を変えるためのきっかけになるのです。

いまの自分を変えたいという人は、休学という選択をすることをおすすめします。

社会のレールから外れることに恐怖を感じなくなる

休学を悩んでいる大学生の中には「世間からの評価を気にしてしまい、なかなか休学をする決断ができない」という人も多いと思います。

実際僕の周りにも、休学しようか悩んでいる人がいたのですが、その人は親や知人から反対されてしまい、結局休学をしませんでした。

なんだかもったいないですよね。

確かに一般的なレールを外れることは怖いかもしれませんが、休学をすることにより、世間とズレることの心理的ハードルが、ガクンと下がります。

自分の人生を、もっと自分らしく生きたいという人にも、休学はおすすめです。

自立心が高まる

休学をするかしないかは、すべて自分が決めることです。

「周りに言われたからしかたなく休学しました」というケースは稀だと思います。

僕の場合、休学1年目にワーホリでオーストラリアに行った際に、心が折れる出来事がたくさんありました。

しかし「これは自分が決めた選択なのだから、気の済むまで頑張ってみよう!」と、自身を鼓舞しながら生活していくことができたのです。

ワーホリを開始した当時、僕のTOEICスコアは620点で、大学生の平均より少し高い程度でした。

当時の僕は「休学してまでワーホリをしたのに、この程度の英語力しかないのでは、なんだかカッコ悪いな…」と思い、休学を正当化するためにも英語の勉強に励みました。

その結果、ワーホリ終了時にはTOEIC800点まで上げることができたので、自分が決めた道を突き進むことの大切さを、休学を通して実感しました。

自分で物事を決められず、周りへの依存心が高めの人にも、ぜひ休学をしてほしいです。

基本的に、失敗しても許される

個人的に、これはとても大きいメリットだと思っています。

社会に出て会社で働いていたら、めちゃくちゃ怒られるような失敗をしても、学生なら基本的にそこまで怒られることはありません。

何かをやらかしても、謝ればそれで済んでしまうことが大半です。

そもそも、そこまで大きな失敗って、なかなかしないものですしね。

僕の場合も、2年間の休学を通して、他者に平謝りしなければならないような失敗は、一度も経験しませんでした。

失敗を恐れずに行動をしやすいことは、大学生(若者)の特権だと思うので、若い内からたくさんの失敗を経験しておきたい人にも、休学をおすすめします。

周りと比べなくなる

休学して、たくさんの人と出会っていく中で「人は案外適当に生きているから、自分だけが必死に生きる必要もないな」という気持ちが芽生えました。

僕はそうなったときに、周りと比べることに対してあまり意味を感じなくなり、肩の力を抜いて生きていけるようになりました。

ときには人と比べることも大事だとは思いますが、周りを意識しすぎて消耗してしまうような人生は楽しくないですよね。

常に周りのことを気にしすぎて、自分と比べがちの人も、思い切って休学してみると良いと思います。

 

さて、メリットを話したところで、デメリットの話もしていきます。

僕が考える休学のデメリットは、

・同級生と一緒に卒業できない

・軸がブレてしまいやすい

・お金がかかる(こともある)

・日本社会に適合しづらくなるかも

の4点です。

それぞれ説明します。

同級生と一緒に卒業できない

僕は休学するときに唯一悩むことがあったのですが、それがこの「同級生と一緒の時期に卒業できない問題」です。

正直いまとなってはどうでもいいのですが、当時の僕の人生において、大学のコミュニティの比重がとても大きかったので、そこから外れることに対して抵抗がありました。

ただ、この話を信頼している大学の教授に話したときに、

「え、キムタクくんでもそういうことで悩むんだw もっと冷徹に生きていけるタイプの人間だと思ってたわww」

と、激励の言葉をいただき、休学を決意するまでに至りました。

この点は、いざ大学を休学するまでは大きな不安要素だと思いますが、休学して数ヶ月も経つころには、大した問題ではなくなっていると思います。

新しい環境に飛び込むためには、多少の苦しみはつきものなのかなと。

軸がブレてしまいやすい

自分がやりたいことに挑戦するために大学を休学したのに、結局当初の目的とは違うことをしている人もたくさんいます。

僕もそのうちの一人です。

でも、それでいいんじゃないかな?  とも、思っています。

いろいろな人と出会い、さまざまな経験を積んでいく中で、考え方や目標は変わっていくものでしょうし、それによっていい方向に転がっていくことも、往々にしてあるのではないでしょうか?

ただ、マイナスの方向にブレてしまうこともあるので、その点には注意が必要です。

例えば、目先のお金を稼ぐことばかりに気が向いてしまい、長期的な成長の機会を放棄してしまったり、居心地が良いからといって、大した成長を見込めない環境に長期間滞在してしまったり

休学した場合、そのようなときに自分を律してくれる人がいないことが多いので、その場合には、自分自身をコントロールしていかなければなりません。

お金がかかる(こともある)

国立大学の場合は、休学費用が全額無料なのですが、私立の場合はお金がかかるところが多いです。

以下のツイートを見るとわかるのですが、結構な金額ですね…。

僕の場合も、2年間の休学でトータル40万円かかりました。

大学生にとってはかなり痛い出費ですが「若いときの時間をお金で買う」という考え方をすれば、とても安く感じるのではないでしょうか?

大学生のうちにやりたいことに挑戦できないことは、個人的にかなりの機会損失だと思っているので、お金が問題で休学を悩んでいる人は、家族や親戚、知人に借金するくらいのことはしてもいいんじゃないかなと思います。

日本社会に適合しづらくなるかも

休学している人って、いい意味でも悪い意味でも自由な人が多いんですよね。

ただ、新しいコミュニティで、さまざまな考え方を持っている人たちと接していく中で、当人の考え方が変わっていくことは仕方がないことだなと思います。

僕はまだ日本の会社に就職したことがないので、なんともいえない部分ではありますが、もしかしたら将来的に、考え方が合わない人ともたくさん会うのかもしれません。

先のことはわかりませんが、この点は明確なデメリットになり得ると思ったので、ここで挙げておきました。

 

次に、すでに休学を決意している人のために、休学方法について簡単に話していきます。

大学の休学方法

休学の方法はとてもシンプルです。

基本的に、必要な書類を書いて提出し、職員や教授からの許可が出ればそれで完了です。

僕の通っている大学も、書類提出から数日で休学許可が下りました。

参考までに、私立・国立の大学の休学方法が書いてあるページを掲載しておきます。

自分の通っている大学の休学方法がわからない場合は「○○大学 休学方法」で検索すれば、必要な情報が出てくると思います。

「休学は簡単にできるんだ」ということを、ぜひ覚えておいてください。

 

最後に、休学が及ぼす就活への影響についての話をします。

大学生の休学は、就活で不利になるのか?

「休学することにより、企業からマイナスなイメージを持たれてしまうのではないか?」と不安に思う人もいることでしょう。

結論から話すと「そういう風にとらえる企業もあると思うけど、そうじゃない企業の方が多い」です。

以下の、文部科学省が運営する「トビタテ!留学JAPAN」が2017年に、412名の企業採用担当へ実施した調査のデータを見てください。

このデータによると、企業採用担当の75.3%が「留学するために留年や休学することは採用においてマイナス評価にならない」と回答しています。

休学をする目的にはいろいろな種類があるとは思いますが、少なくとも留学のための休学であれば、否定的にとらえられることは少ないのです。

そのため、きちんとした目的を持った上での休学であれば「就活に不利になることは少ない」といえるでしょう。

この点に関しては、僕自身が就活を始めたら、より詳しく書いていこうと思います。

 

では、記事のまとめに入ります。

終わりに:大学生のうちに休学しておけば、世界が広がるかも

大学生にとって休学は、勇気のいる決断だと思います。

しかしその一歩を踏み出すことで、ただ大学に通っているだけでは味わえないような経験ができる可能性があることも、また事実です。

いま現在、休学をしようと悩んでいる人がいたら、周りの声に振り回されずに、自分が本当に進みたいと思う道に進めばいいんじゃないかなと

この記事が、そんな人たちの休学を決意するための一つのきっかけになれば、とても嬉しく思います。

では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!