・留学の目的ってどんなものがあるんだろう?
・目的のない留学っていけないの?
こんな疑問に答えていきます。
こんにちは、キムラタクヤです。
今回は留学する目的についての話です。
僕はこれまで3度の留学経験があるので、留学に関しての情報を正確にお伝えできると思います。
実をいうと1度目の留学は「大した目的のない留学」だったので、その点も踏まえて話をしていきます。
この記事を読んで、留学の目的に関する知識が深まれば幸いです。
留学する目的は?

留学の目的は人それぞれですが、一般的には以下のような目的があると思います。
・語学力の向上
・友達づくり
・大学の単位取得
・キャリアアップ
・海外での生活経験
・自信をつける
・就活に備える
それぞれ見ていきましょう。
語学力の向上
その国の言語を学ぶことが、留学する一番の目的だと思います。
僕は言語を話せるようになるためには、その言語を使わざるを得ない環境に身をおくことが最も効率の良いことだと考えているので、語学力を上げたい人にとって留学はおすすめの選択です。
日本でもできることですが、現地で学んだほうが効率が良いのは一目瞭然ですよね?
友達づくり
普段接点を持たないような人たちとも、国境を越えて出会えるのが留学の魅力です。
人と出会うことによって、モノの見方や人生そのものが変わることもあると思うので、新たな出会いを求めることは大切だと思います。
「外国人の彼氏(彼女)をつくるんだ!」みたいな動機でも、僕は全然悪くないと思います。
むしろそのくらい欲求に忠実な目的のほうが、語学力の向上に繋がりやすいかもしれませんね。
大学の単位取得
これはレアケースだと思いますが、僕の友人に大学の単位がほしくて留学を決意した人がいます。
大学と提携を結んでいる場所への留学だと、短期間の留学でも単位認定されることがあったりするんです。
まさしく単位をお金で買うといった感じですが、これはこれで立派な目的の一つなのかなと思います。
キャリアアップ

転職を考えている社会人にとって、語学、特に英語を身につけることは、大きなアドバンテージに繋がります。
企業が社会人に求めているTOEICの点数が年々増加傾向にあり、いまでは700点以上のスコアを期待している企業も数多くあります。
英語ができれば収入が増えやすいのは明らかな事実なので、将来を見据えた自己投資としての留学を考える社会人も多くいることでしょう。
海外での生活経験
語学を学びつつ、その国で生活をできるのはとても効率が良いことです。
日本にいたらわからないようなことも、実際に海外で生活してみることによって気付いたりもすると思います。
特に海外に一度も行ったことがないような若い人には、個人的にぜひ一度留学してほしいですね。
日本とのギャップに触れたときに、考えさせられることが多くあると思います。
自信をつける
留学をした経験があるというだけで、その人にとっての大きな自信になると思います。
僕もはじめて留学したときには不安がたくさんあり、前日には家を出たくないくらいイヤでした笑。
でも行ってみると案外なんとかなるもので、留学を終えたときにはそれが一つの成功体験になりました。
場所や期間に関わらず、留学は自分を成長させてくれて、自信もつけられるコスパの良いコンテンツです。
就活に備える
大学生にとって、就活のために英語を習得したい、というケースは多いと思います。
短期間でも留学をして英語力を高めておけば、就活において周りと差をつけられるでしょう。
留学する人はまだまだ少数派なので、したことがあるというだけでも、それなりのアドバンテージになると思います。
大学生の平均TOEICスコアが500点半ばなので、就活前に何か武器がほしい人は、留学をきっかけにサクッと600点くらい取得しておきましょう。
留学に目的が必要な理由

留学する前には、上述したような何かしらの理由を持っておいたほうが良いです。
理由がないと、留学中に心が折れてしまったり、遊び呆けて成果がまったく出なかったりする恐れもあります。
留学は場合によっては数百万かかる高い買い物なので、するからには最大限の成果を出したいですよね?
これは留学だけに限らず、物事に挑戦する際には目的があったほうが頑張れるケースが大半です。
留学前に自分なりの理由を見つけて、後悔のない留学にしてください。
目的がないと留学してはダメなの?

では、目的がない留学は無意味なのでしょうか?
結論としては「意味はあるだろうけど、目的を明確にしないで行くメリットはないので、あらかじめ考えておくのが吉」です。
当然といえば当然ですよね。
自分に常に厳しく生きられる人なんて世の中にはいないと思うので、楽なほうに流れていってしまわないためにも、目的は絶対にあったほうがいいです。
ただこの記事の冒頭でも話しましたが、僕の1度目のフィリピン留学は、大した目的がありませんでした。
ここまで偉そうなことを書いてきましたが「当時付き合っていた彼女に振られた傷を癒やすための傷心旅行気分」で留学したんです笑。
僕の場合は結果として、TOEICの点数が280点から620点まで伸びたので意味のある留学だったといえますが、強い目的がない留学だったので途中から遊び呆けていましたね…。
毎晩3時くらいまで飲み歩き、午前中の授業をすっぽかし昼間で寝るみたいな生活を送っていました。
留学の本来あるべき姿ではないことは間違いないので、これを読んでいる方にはぜひ留学前に目的を明確にしてもらいたいです。
おわりに:留学する前に目的は決めたほうがいいけど、なくても良いよ!

どんなことに挑戦する場合でも、きちんとした目的を定めておくに越したことはありません。
でも「とりあえず留学してみて、現地で目的を明確にしよう!」という考え方も決して悪くないと思いますし、僕もそっちのタイプです。
しかし、留学が成功するか否かは事前準備の量で決まると思っているので、後悔する確率を少しでも減らしたい方は、ぜひ目的を明確にして準備に励んでください。

※当ブログは、エンジニア兼ブロガーの迫祐樹さんが講師を務めている「BlogHacks」での学びをもとに運営しています。
以下の記事で詳しく説明しているので、気になる方はご一読ください!
