どうも、体調不良のため東京行きを延期しました、キムラタクヤ(@Takuya_3003)です。
英語学習者の中には「英語を習得するメリットってなんだろう? メリットを明確にして、英語学習に対するやる気を上げたいなぁ…」などと思っている人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、英語力を向上させるメリットについて話していきます。
僕は現在大学生なのですが、入学時に受けたTOEICの点数が「280点」で、見事ブービー賞を獲得しました(外国語学部在籍です…)。
それから紆余曲折を経て、いまではTOEIC875点まで上げることができたので、当時の僕と同じような「英語がまったくできない人」の立場に立ちつつ、いままで感じてきた「英語を学ぶメリット」について紹介します。
この記事を読むことにより、英語を習得するメリットに対する理解を深め、英語学習者のモチベーション向上に繋がれば幸いです。
英語を学ぶ必要性

そもそも、なぜ英語を学ぶ必要があるのでしょうか?
「別に英語ができなくても、海外に出ない限り困らないし…」と思っている人も多いと思いますが、その状況は変わりつつあります。
なぜなら、
・ビジネスのグローバル化が進んでいて、
・外国人労働者が増加していて、
・機械翻訳は、英語ができたほうが有用に使える
からです。
それぞれ説明します。
ビジネスのグローバル化が進んでいる
以前知り合いから「日系企業で働いているのに、上司が突然外国人になった」という話を聞きました。
その人は、英語がまったくできなかったのですが、上司とコミュニケーションを円滑に取るためには英語力が必須だと考え、語学留学を決意したそうです。
グローバル化が進んでいる昨今では、このように「ある日、突然英語が必要になる」という状況も、珍しくはないのかなと思います。
未来の自分に対する自己投資のためにも、できるだけ早いうちに英語を学んでおくべきでしょう。
外国人労働者が増加している
厚生労働省が出しているデータによると、2018年10月時点の外国人労働者の数は「約146万人」だそうです。
前年の同じ時期に比べて「約18万人」増加しているそうなので、とてつもない勢いで外国人労働者数が増えていることがわかります。
僕も、少し前に東京のコンビニに立ち寄ったとき、その場にいた全従業員が外国人で驚いた覚えがあります。
コンビニや日本の企業で働いているような外国人は、ある程度の日本語を話せると思いますが、彼らと私たち日本人が「働くポジションを取り合う未来」が、遅かれ早かれ必ず来ると思うんですよね。
「日本語しか話せない日本人」と「英語、母国語、日本語を話せる外国人」を比べた際に、後者を採りたい企業が増えてくるのだろうと思います。
将来食いっぱぐれないためにも、英語力があるに越したことはないのです。
機械翻訳は、英語ができたほうが有用に使える
いま、Google翻訳の精度が、ものすごい勢いで向上しているのを知っていますか?
例を出します。
以下のような簡単な文章だと「日本語→英語」に翻訳したものを「英語→日本語」に訳し直しても、どちらも自然に仕上げてくれます。


これがちょっと複雑な文章になると、


だいぶ良くわからなくなってしまいます…。
しかし、ある程度英語の知識があれば、翻訳後の不自然な英語を直せるので、

比較的自然な文章にすることができます(これでもまだ少しわかりづらいですが、僕の英語力ではこれが限界です笑)。
基盤となる文章をGoogle翻訳で翻訳して、それを修正することによりそれっぽい文章に仕上げられるので、英語ができると機械翻訳を効果的に使用できるのです。
余談…
僕は大学で中国語とスペイン語を専攻しているのですが、そのときにもGoogle翻訳にはお世話になりました。
日本語を使わずに、英語からスペイン語・中国語に訳すと精度が高くなるので、レポートも余裕だったり…笑。
英語ができると、ほかの語学学習にも活かせます!
英語を学ぶ必要性について話したところで、次は英語を身につけるメリットについて話していきます。
英語を習得するメリット

僕が考える、英語を身につけることによるメリットは、
・海外ドラマや映画を、字幕・吹き替えなしで楽しめるようになる
・交友関係が広がる
・海外に行くハードルが下がる
・得られる情報が増える
・就活で有利になる
・仕事で活躍する機会が増える
・昇格、昇給を狙いやすくなる
・海外の大学に挑戦できる
・英語を話せたらかっこいい!
の9点です。
少し多いですが、順にみていきます。
海外ドラマや映画を、字幕・吹き替えなしで楽しめるようになる
先にいっておくと、僕と同レベルのTOEIC800点程度の英語力では「初めて観るドラマや映画を字幕や吹き替え無しに楽しむこと」は難しいです。
僕の場合、同じドラマを繰り返し観たり、わからない単語を調べていったりして知識を深めていくことにより、少しずつ理解できる範囲が増えていきました。
まったく違う作品でも、ジャンルが似ていれば出てくる英語表現も似ていたりするので「あ、この表現は別のドラマでもあったぞ!」と、知識を蓄積していくことができるのです。
ある程度の英語力がつけば「英語で英語を楽しみながら学ぶ」ことができるようになるので、まずは基礎的な英語力の習得を目指すことをおすすめします。
交友関係が広がる
英語を話せるようになることにより、日本語以外でコミュニケーションが取れるようになるのは大きなメリットです。
僕自身、語学留学やワーホリで海外に行くことが頻繁にありましたが、日本語だけしか話せなければ、生きていけた自信がありません。
普段関わりがないような人たちとも、英語を学ぶことにより触れ合えるようになるので「たくさんの人と話せるようになりたい!」というコミュニケーション能力が高い人は、英語を学んでもっとコミュ力を上げていきましょう。
海外に行くハードルが下がる
英語が話せない人にとって、海外に行くことは心理的ハードルが高いことだと思います。
僕も、TOEIC280点のときにフィリピンに留学をしたのですが、現地の空港についた段階でてんやわんやでした笑。
トイレの場所がわからないから質問しても何を言ってるかわからないし、ターミナル間の移動でタクシーを利用したらぼったくられるしで、留学開始前から心が折れた覚えがあります。
しかし、日常的なコミュニケーションが取れるくらいまで英語力を上げれば、海外に行く不安を軽減できますよね。
いまでは、東京に遊びに行くくらいの気持ちで、海外に飛び立てるようになりました。
海外旅行が好きな人は、もっと旅を楽しむためにも、英語を習得することをおすすめします。
得られる情報が増える
いまや、情報発信の始まりはすべて英語からです。
プログラマーの知り合いから聞いた話によると「ITに関する新しい技術や情報は、まずは英語で発信される。日本語に翻訳されるのはずっと後だし、場合によっては翻訳すらされないこともある」だそうで、この話を聞いて英語の必要性を、あらためて実感させられました。
試しに「プログラミング」と「Programming」でググってみると、ヒット数に大きな差があることがわかります(後者の方が5倍くらい多いです)。
ITに限らず、専門的な情報や論文なんかは、英語で発信されることがほとんどなので、知識欲高めな人は英語を習得しましょう。
就活で有利になる
僕は就活をしていないので体感はしていませんが、企業からしたら英語ができる人材のほうが、そうでない人材よりも獲得したいのは明らかです。
大学生のTOEICの平均スコアが500点半ばで、このレベルだと「高校までの内容を、ふわっと理解しているかな?」くらいの英語力です。
そのため、高校で習う範囲の英語の基礎を固めて、TOEICの600点以上取得すれば、一般的にエントリーシートに書いても問題ない程度の英語力があるといわれています。
また、企業が中途採用の社会人に求めているTOEICスコアが、700点前半というデータも出ているので「大学生であればTOEIC600点、社会人であれば750点」程度の英語力があると、就活・転職を有利に進められるでしょう。
仕事で活躍する機会が増える
前述した通り、いまの日本では「上司が突然外国人になる」ということが起こり得ます。
そうなったときに、環境に適合するために英語力が必要ですし、そのような環境でなくても英語ができれば「この仕事は、英語ができると評判のあの人に頼もう!」というシチェーションも出てくるのではないでしょうか?
「英語ができる人」のポジションを確立できれば、社内において優位に立ち回れると思います。
僕も就職した際には、英語ができることをそれとなくアピールしていくつもりです笑。
昇格、昇給を狙いやすくなる
企業によっては、TOEICの点数を昇格や昇給の条件として設定しているところが増えてきています。
実際僕がインターンをしていたセブの語学留学にも「昇格のために英語が必要なんだ」と話していた社会人が多くいました。
英語力を高めることは、金銭的にもプラスに繋がりやすいので、効率よく自己投資したい人にとっては有用な選択肢の一つだと思います。
海外の大学に挑戦できる
高い英語力があれば、海外の大学への入学や、交換留学を狙うことができます。
欧米圏の大学の場合、入学条件としてTOEFLやIELTSのスコアを求められることが多いので、日本人にとっては少しハードルが高いです。
しかし、きちんと計画を立てて学習を進めていけば、入学基準を満たすくらいの英語力を習得することは、誰でも可能だと思います。
海外の大学で学びたいと考えている人は、いますぐにでも英語学習に取りかかりましょう。
英語を話せたらかっこいい!
英語を話せたら、純粋にかっこいいですよね?
日本ではまだまだ英語を話せる人が少ないからこそ、いまのうちに身につけておいたら、人生における大きなアドバンテージになります。
残念ながら僕自身、英語ができることによってモテたりしたことは一度もありませんが、少なくとも自信の向上には役立っています。
自己肯定感を高めたい人にも、英語学習はおすすめです!
メリットの紹介をしたところで、次に、英語力を上げるための方法について話していきます。
英語力を向上させるには?

英語を習得するために、楽な道はありません。
結局は、どれだけの時間を英語学習に費やせるかだと思います。
僕の場合、TOEIC280点から現在の875点までに上げる過程で、少なく見積もっても1,000時間は勉強しています。
継続さえできれば必ず伸びるので、英語を学ぶかどうか迷っている時間があれば、すぐにでも動き出しましょう。
さて、ここからは、英語学習の効率を高める選択肢について話していきます。
英語初心者が学習効率率を上げるためには、
・留学する
・オンライン英会話を利用する
・英会話スクールに通う
の3点が効果的です。
一つずつ簡単に説明します。
留学する
僕は、語学留学を「人生においてコストパフォーマンスが抜群の自己投資」だと考えています。
確かにお金と時間はかかりますが、上述したようなメリットがあることを考慮したら、それに見合う価値があるのではないでしょうか?
ここ数年で知名度を上げているフィリピン留学であれば、1ヶ月20万円前後で留学できるので、スタートダッシュを切るために留学をするという選択を、個人的にはとてもおすすめします。
僕自身もそうでしたが「英語を話さざるを得ない環境」に自分を追い込むことが、効率的な英語学習に繋がります。
特に大学生には、長期休みを利用して留学し、人生を変えるための一歩を踏み出してほしいです。
オンライン英会話を利用する
僕も利用したことがありますが、オンライン英会話は「ある程度英語の基礎が身についている人向けのサービス」だと考えています。
なぜなら、文法や単語の基礎が固まっていない段階で、話すことばかりに時間を割いていても、必ず限界がきてしまうからです。
英語を話すアウトプット学習だけではなく、自主的にバランス良くインプットができる人ならば、オンライン英会話を有効的に活用できるでしょう。
家から出ずに英語を話す環境を作れるので、自主的に学べる人にはぜひおすすめしたいと思います。
「自主的に進めていける自信がない、、、」という人は、いまのところ語学留学一択でしょう。
英会話スクールに通う
日本にいながら英語学習仲間を見つける方法として、英会話スクールは有用です。
ただ、これもオンライン英会話での学習と同様で、日々自主的にインプットできる人でなければ、あまり意味はないでしょう。
身近な英語学習者を見つけて、お互いに励まし合える関係になれれば、普段の英語学習も楽しくなるかもしれませんね。
ちなみに僕は、3ヶ月くらい英会話スクールに通ったことがありますが、コミュニケーションが苦手なことが災いし、一人も友人ができなかったです笑。
コミュ力低めな人は、家で黙々とオンライン英会話をするのが良いかもしれませんね…。
まとめると、
・自分を追い込んで、短期間で英語を学びたい人は「留学」
・自分のペースで自主的に学べる人は「オンライン英会話、英会話スクール」
を利用することをおすすめします。
では最後に、この記事のまとめに入ります。
まとめ

今回は、英語を学ぶ必要性やそのメリットについてお話しました。
「英語はできないよりはできたほうがいい」というのは全日本人の共通認識だと思うので、あえて僕が話す必要もなかったのかもしれませんが、この記事を通して一人でも英語を学ぶ意欲させられたら、とても嬉しく思います。
留学や英語学習についての相談も随時受け付けているので、僕のTwitterあてにお気軽にどうぞ!
では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!